ダムが持つ役割について

治水を目的とするダムは、周辺環境の保全に必要な建築物です。
しかし、身近にあるダムの主な役割について、ご存じない方も少なくありません。
そこで今回は、ダムが持つ役割について解説します。
▼ダムが持つ役割について
■水流の調整
ダムは水の流れをせき止め、水流を調整する役割を持ちます。
河川増水時に水量を調整し、洪水による被害を防ぐための設備です。
特に大雨や台風によって川の水量が増えた際、その役割を発揮します。
■水資源の確保
ダムは水量の調整だけではなく、水資源の確保にも役立っています。
せき止めて貯水された水の用途は、水道水・工事用水・農業用水などさまざまです。
人々のライフラインを守るため、ダムは欠かせない役割を担っています。
■発電や河川環境の保全
ダムから流れる水の勢いを利用すれば、環境にやさしい水力発電が行えます。
また水の流れは、強すぎると河川の生態系に大きな影響を与えるため、調整が必要です。
ダムの建設によって治水することで、自然との共生を実現できます。
▼まとめ
ダムには水流の調整・水資源の確保・発電や河川環境の保全など、さまざまな役割があります。
防災だけではなく、水資源の確保や発電などさまざまな役割を担っているため、各地域に設置されています。
千葉にある『和山技研株式会社』では、防災対策に最適な砂防堰堤に関するサービスを提供しております。
災害の予防に関するお悩みがあれば、当社へお問い合わせください。