コラム

河川の復旧工事における安全対策

災害が起きた際、早急に河川の復旧工事を行う必要があります。
緊急を要する事態ですが、災害が起きた際の復旧工事は、適切な安全対策が欠かせません。
そこで今回は、河川の復旧工事における安全対策について解説します。
▼河川の復旧工事における安全対策
■作業時の安全確保
河川の復旧工事を行う場合は、二次災害の発生を防ぎながら作業を行います。
万が一の状況でも素早く避難するため、土石流発生による危険を察知するセンサーを取り付けましょう。
危険を察知するとセンサーから警告音が鳴り、作業員へ危険を知らせます。
また作業時は気象情報を常に確認し、悪天候が見込まれる場合は工事の中止も必要です。
土石流を含む二次災害を防ぎながら、安全に配慮して作業を行いましょう。
■避難用設備の設置
復旧工事を行う場合は、工事用の設備だけではなく、避難経路も確保します。
土石流や河川増水による決壊が発生した際に、安全に避難できるように仮設階段やはしごなどを設置しましょう。
また自然災害が発生した際、河川復旧工事には大きな危険が伴います。
作業員の安全を守るためにも、必ず避難用の設備は準備しておきましょう。
▼まとめ
河川復旧工事における安全対策には、作業時の安全確保と避難用設備の設置などが必要です。
万が一土石流や河川決壊が発生した際に二次災害を防ぐためにも、安全対策は必ず行いましょう。
災害時の復旧工事においては、迅速な対応と測量・調査・設計が欠かせません。
千葉にある『和山技研株式会社』は、全国で砂防堰堤や災害復旧を行っており、急を要する事態のご相談も承ります。

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