災害時は、従業員の安全を確保する「防災」と、復旧に向けて行う「減災」の取り組みが必要です。
しかし「2つの違いがよく分からない」と、言う方もいらっしゃいます。
そこで今回は、防災と減災の違いについて解説します。
▼防災と減災の違い
■防災とは
防災とは起こりうる災害を未然に防ぎ、災害が発生した際に被害の拡大を防ぐことを指します。
また、災害が起こった際に復旧を図ることも防災にあたります。
台風や地震などが起こった場合、確実に防ぐことは困難ですが、できる範囲で被害を抑えることが可能です。
■減災とは
減災とは、災害による被害をできるだけ食い止めるための取り組みです。
災害が起こるのを前提としているため、あらゆる方法があります。
もしもの時に被害が小さく済むように、一つでも多く準備しておくことが減災につながります。
■国や地域の取り組み
台風や地震などで発生する災害に対して、国や地域などでは多くの取り組みが行われています。
大規模な建築物としては、砂防堰堤・ダムが一般的です。
安心安全な暮らしを守るため、私たちの生活に密接したところで防災や減災としての対策が進められています。
▼まとめ
防災とは被害をゼロにするための備えに対し、減災は被害を最低限の食い止める備えです。
国や地域では、砂防堰堤やダムなどを設置して災害への備えをしています。
『和山技研株式会社』では、千葉を中心に全国で必要な防災対策を実施しております。
現場に合わせた砂防堰堤の設置を行うため、測量から設計まで行いますのでご相談ください。
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