斜面が崩れるのを防止する目的で行われるのが、法面工事です。
法面工事を行う際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
今回は、法面工事を行う際の注意点について解説します。
▼法面工事を行う際の注意点
■作業手順の把握
法面工事を行う際は、作業手順を正確に守ることが重要です。
間違った手順で行うと、トラブルが発生したり事故のリスクが高まったりします。
場合によっては作業のやり直しを行わなければならず、作業員の負担が増してしまう可能性もあります。
作業に携わる全員が、作業手順を事前にしっかりと把握することが大切です。
■防護柵の設置
工事に着手する前に注意したいのが、防護柵が設置されているかどうかです。
法面は斜面のため、足元が不安定なことから常に落下のリスクを伴います。
また、工事中に落石が起こることもあるため、落石被害も食い止めなければなりません。
作業員および周辺の安全を確保するためにも、防護柵の設置は必須です。
■資材の選択
法面の地層や地盤の強度は、場所によって異なります。
そのため、地層と地盤にマッチした資材を選択することが重要です。
資材の選択を誤ると工事に負担が生じたり、安全性が脅かされたりといった事態に陥りかねません。
あらかじめ法面の地層や地盤について調査し、適した資材を用意しておきましょう。
▼まとめ
法面工事を行う際の注意点として、作業手順の把握・防護柵の設置・資材の選択が挙げられます。
これらを事前にしっかりと準備しておけば、法面工事がスムーズに進むでしょう。
千葉にある『和山技研株式会社』は、全国を対象に法面の測量・調査・計画・設計を行っております。
法面工事や砂防堰堤を行う際の注意点につきましても、当社にお任せください。
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