コンクリートは、建物を支える建材です。
建物の耐久性を高めるには、コンクリートの強度を向上させる必要があります。
しかし、どのような対処が必要なのでしょうか。
そこで今回は、コンクリートの強度を上げる方法を解説します。
▼コンクリートの強度を上げる方法
■施工時は乾燥させない
コンクリートは水によって化学反応が起き、固まる性質を持ちます。
化学反応の過程で強度が向上していくため、施工時は乾燥させないよう注意しましょう。
施工時は水分が蒸発しないよう、水分を補給することで対処します。
■しっかり硬化させる
コンクリートは、水分と化学反応を起こしながら強度が向上します。
施工後はゆっくりと水分が蒸発し、固まる際に耐久性を高めます。
そのため、施工後は養生を行ったうえで、しっかり硬化させましょう。
■湿度に注意する
コンクリートの強度は、湿度が大きく関係しています。
湿度が高いほど強度が増す性質を持つため、コンクリートを施工する際は湿度にも注意しましょう。
水分の蒸発が著しい場合は強度が低下するため、湿度60%以上を保てるような養生が必要です。
▼まとめ
コンクリートの強度を上げる方法は、以下の通りです。
・施工時は乾燥させない
・しっかり硬化させる
・湿度に注意する
乾燥するスピードや気温も大きく関わるため、状況に応じた対応が求められます。
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