コラム

地形測量における現地調査の内容について

地図や建造物を作るうえで、現地での地形測量は必ず行われます。
地形測量は、自然や建物などの位置・形状を測り、境界線を調査する測量の一つです。
この記事では、地形測量における現地調査の内容について紹介します。
▼地形測量における現地調査の内容
地形測量は、土地の起伏の状況・地表の河川や建物の位置や形状を測定することを指します。
高精度な測量機器を使用して道路や河川との境目などを測り、正確な地形を出すことが可能です。
■基準点をもとに広さ・境界を確定する
現地調査を行ううえで、位置の基準となる基準点の設置や測量を行うことを基準点測量といいます。
既設の基準点をもとに現地で測量を行い、周辺に新しい基準点を設置するために、正確な調査が必要です。
■水準点をもとに標高や起伏を測る
日本の標高は東京湾の平均海面を基準にして測られますが、何度も平均海面を測りなさなくて済むよう、永田町に日本水準原点が設置されています。
日本水準原点を0mとして水準測量で求められた水準点が、その地域の高さを示す基準として定められます。
測量によって標高や起伏を明らかにすることで、よりその土地に即した工事計画を立てられるでしょう。
▼まとめ
地形測量における調査内容には、基準点をもとにした測量や標高・起伏の測量などがあります。
工事の精度や安全性に関わる部分のため、慎重かつ正確な測量が必要と言えるでしょう。
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