地質調査にはさまざまな目的があり、安心・安全な生活を送るうえで非常に重要です。
では地質調査を行うと、どのようなことがわかるのでしょうか。
本記事では、地質調査の目的について解説します。
▼地質調査の目的
■地盤状況の把握
構造物を建築・建設する際には、地表だけでなく地盤の状況についても調べなくてはなりません。
地質調査により、地層構造や強さ・硬い地層がどれくらいの深さにあるのかなどが把握できます。
調査結果に基づき、構造物を支える杭の長さや本数などが明確になります。
■地盤の変動を探る
地質調査には、地下水の流れから地盤の変動を探る目的もあります。
浸透水や地下水位の変動が大きい地盤では、建物の傾斜や地盤沈下などが引き起こされる可能性があり危険です。
■今後起こりうる災害を防ぐ
地質調査を行うことで、今後起きうる災害を未然に防ぐことができます。
地盤の強度や地質を調べ、土砂災害や地震による危険性を把握することも目的のひとつです。
ハザードマップの作成や更新にも大きな役割を果たしており、災害対策において不可欠な作業と言えるでしょう。
▼まとめ
地質調査は、地盤の状況や変動を調べるために行う調査です。
また災害対策においても不可欠で、ハザードマップの作成や更新にも大きな役割を果たしています。
『和山技研株式会社』は、安全性の高い構造物の計画・設計に取り組む会社です。
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