コラム

山地災害危険地区の種類とは

災害発生の危険性が高い地域は「山地災害危険地区」に指定され、建築制限が設けられています。
起きうる災害によって指定される種類が異なるため、種類について把握しておきましょう。
この記事では、山地災害危険地区の種類について紹介します。
▼山地災害危険地区の種類
■山腹崩壊危険地区
岩石がもろく崩れやすい地質や、過去に山崩れがあった地区を指します。
斜面が急な場所や山と住宅の距離が近い場所は、小さな山崩れでも被害が出やすいため、危険な地域です。
■地すべり危険地区
亀裂や段差がある山の斜面は、地面が下方にすべる災害を引き起こしやすいため、地すべり危険地区に指定されます。
とくに地下水が溜まりやすい地形は、少量の雨でも影響が出ることもあるため、より警戒が必要です。
■崩壊土砂流出危険地区
斜面や谷沿いの土砂と水が一気に流れ出す「土石流」の危険性が高い場所は、崩壊土砂流出危険地区に指定されます。
土石流は、下流にある民家や施設まで影響を及ぼす可能性があるため、大きな被害が出やすい災害です。
▼まとめ
山地災害危険地区の種類には、山腹崩壊危険地区・地すべり危険地区・崩壊土砂流出危険地区などがあります。
地域の安全を守るためにも、地形にあった工事や災害対策を行うことが大切です。
千葉の『和山技研株式会社』では、防災に特化した測量や設計など幅広いサービスを提供しています。
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